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理学部長からのメッセージ

未来を切り拓く

 私たちを取り巻く世界はどのような法則の下に成り立っているのでしょうか。これまでに、多くの学者たちがこの問いかけへの答えを見つけようとチャレンジしてきました。ニュートンによる万有引力の法則の発見はその一つでしょう。彼はリンゴが木から落下する様子を見て、リンゴに対して働く力すなわち引力が月や惑星に対しても働くことを着想したといわれています。このように、私たちの身の回りで生じている様々な自然現象の中から、自然界を支配する法則を見出そうとするのが理学です。

 岡山大学理学部には数学科、物理学科、化学科、生物学科、地球科学科の5つの学科があり、それぞれが独自の方法により自然現象にメスを入れることで、自然界がどのようにできているのか、どのような法則によって保たれているのかを理解しようとしています。このことは、この秩序ある自然界を未来の人類に引き継いでいくために、私たち自身がどうあるべきか、どうふるまうべきか、を理解することにも繋がっているのです。

 岡山大学理学部は1949年に岡山大学の創設とほぼ同時に設置されて以来、自然界の法則に関する最先端の研究を進めつつ、その成果を基盤として、問題の発見・解決能力に優れた人材の育成を目指して、少人数での教育を行っています。現在、理学部には670名ほどの学生が在籍し、将来の社会を担うべく勉学に励んでいます。卒業生は研究者、教育者、企業人、公務員などとして、社会の各方面で活躍しています。

 岡山大学理学部には附属臨海実験所と附属界面科学研究施設が設置されており、それぞれ海とそこに生息する生物に関する教育と研究、新規超伝導体や物性の起源の解明などに関する教育と研究が活発に行われています。さらに、理学部を併任する教員で組織された異分野基礎科学研究所では、宇宙、光合成、水などを対象とした研究が進められています。これらの附属施設や異分野基礎科学研究所と連携した研究と教育が、岡山大学理学部の大きな特色となっています。

 高校生のみなさん、ぜひ岡山大学理学部に来てください。私たち教職員は、皆さんが実社会で役立つ能力を身に着け、我が国と世界の未来を切り拓いていく人となっていただけるように、支援していきます。

理学部長

岡山大学理学部長
富岡 憲治