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地球科学科

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地球科学科の教育の特色

  1. 地球と惑星の大気・表層から深部までの広い領域をカバーする専門教育
  2. 野外観測、実験室での分析、コンピューターによる数値解析など、多様な実験・実習を通した自然科学教育
  3. 少人数制の洋書輪読による密度の高い専門英語教育
  4. 高校で地学を未履修でも基礎から学べるカリキュラム
1年次
   1年次には一般教養や語学を学ぶ教養教育科目の履修が中心となります。一方、専門科目としては、地球科学科の基礎を学ぶための入門科目として「現代地球科学」、「基礎地球科学実習」、「地球科学ゼミナール」が開講されます。あわせて、理学部他学科が開講する専門基礎科目を履修します。また地球科学関連の教養科目として「自然科学入門」や「教養地球科学実験」なども開講されています。写真は、少人数グループで英語専門書の輪読をする「地球科学ゼミナール」の様子です。
2年次
   2年次でも引き続き教養教育科目を履修しますが、地球科学科の専門教育の科目数も増えてきます。専門科目の講義は基礎的なものですが、内容は地質学、地球物理学、地球化学、大気科学など多岐にわたっており、様々な視点から地球の成り立ちや自然現象について学習します。教室内で講義を聴くだけでなく、実験や実習を通して自然科学的研究手法の基礎を学びます。
3年次
   3年次ではさらに専門教育の科目数が増え、講義の内容はより高度化してきます。3年次末には研究室配属があります。それまでに学習した専門科目の内容を踏まえて、自分の興味と適正に合った分野の研究室を選びます。研究室配属は、将来の進路に大きく関わってきます。希望者の多い研究室では、成績優秀者から選抜されることもあるので、良い成績を残せるよう、低学年のころからから勉学に励んでおくのが良さそうです。
4年次
   配属された研究室で課題研究を行います。決められたテーマについて文献を調べ、様々な観測や実験を行って仮説の構築・検証を進め、成果を卒業論文にまとめます。大学院への進学や将来研究職に就くことを目指す人にとっては、課題研究は研究活動の第一歩となります。また各研究室では専門書や学術論文を題材としたゼミが開講され、各分野の先端的研究について理解を深めていきます。
卒業論文

 次のようなテーマに関連する調査・観測・分析・実験・シミュレーションを行っています。
「地質構造と地球変動史」「変成岩とプレート収束帯の発達史」「海洋と地殻・マントル岩の相互作用」「鉱物の結晶構造と生成環境」「地震波の伝播と地下構造」「超高圧化学平衡と地球の内部構造」「活断層の発達と長期危険度」「隕石の化学組成と太陽系の起源」「マグマの化学的分化過程」「サンゴの化学組成と古環境復元」「地球温暖化などの長期気候変化」「雪氷圏における地球温暖化の影響」「惑星の物理特性と太陽系の進化」など。


地球科学科の研究分野

地球科学科では、岩石圏科学・地球惑星物理学・地球惑星化学・大気科学の4分野を軸として、地球と惑星の過去・現在・未来の解読に挑戦しています。

岩石圏科学分野は、地質学・岩石学・鉱物学の3つの専門分野からなります。地質学ではフィールドワークを主体とした研究を行い、岩石学では野外で採集した試料を電子顕微鏡などを用いて分析し、鉱物学ではより細かな原子レベルでの振る舞いを調べています。得られたデータを組み合わせて、地表からマントルにかけての構造と進化の歴史を解読しています。

地球惑星物理学分野では、固体地球に関わる自然現象を、主に物理学の手法を用いて研究しています。具体的な研究テーマは、「地球型惑星の内部構造の形成と進化」や「地震波の励起源である震源と地下構造の性質の推定」、「地震の長期予測」などです。

地球惑星化学分野は、隕石や岩石、河川水や海水、またサンゴや海底堆積物など様々な試料について化学的手法を用いて研究しています。細かな分析を正確に行うことで、ある特定の元素濃度や同位体比といった数値データが得られるため、定量的な議論が可能になります。我々は、このような元素や同位体の変化に基づき地球や宇宙の仕組みを解き明かし、また地球がたどった環境変遷についても研究しています。

大気科学分野では、「地球や惑星によって、惑星全体におよぶ大気の循環や局所的な気象現象にどのような違いがあり何が原因なのか?」「地球温暖化のような過去から将来にかけての気候変動は、どのような要因により生じているのか?」という問題に、観測や数値シミュレーションなど、さまざまな研究手法を用いて取り組んでいます。
 

[卒業後の進路]
 卒業後は、多くの先輩達はさらなるスキルアップや、研究を進めるために岡山大学大学院へ進学しています。それは、最近では大学院に進学せずに就職を希望する場合、専門性の高い業種への就職は難しいこととも関係しています。学部卒業後の就職先としては、岡山県内および近隣県の中小企業が多くなっています。一方、大学院博士前期課程修了後の就職先には大手企業も含まれ、海外で活躍する先輩達もいます。専門を生かした就職先としては、地質・建設コンサルタント、気象関係、資源開発、海洋調査、防災関係といった業種です。その他、国や地方の公務員、中高の教員となる人もいます。

就職先の一例

気象衛星センター・気象庁・国土防災技術・ウェザーニュース・国土交通省九州地方整備局・日本航空インターナショナル

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