「先取り基盤コース」

農学系基礎

                                
【年月日】 2017/12/17(日) 11:00~12:30 
【講 師】 根本 理子
【場 所】 岡山大学自然科学研究科棟2階
【概 要】 1.地球環境の維持に珪藻がどのような役割を果たしているのかを解説する。
2.珪藻のシリカ細胞壁の形成メカニズムについて、現在までにわかっていることを解説する。
3.珪藻のシリカ細胞壁の微細構造を利用した、太陽電池、ガスセンサー、固定化酵素の担体などへの応用例
について紹介する。
4.学内の池や川からサンプルを採取し、そこに含まれる珪藻を顕微鏡で観察する。
【受講生の感想】 ◆今回、身近にこんなにも美しい細胞壁を作るナゾに満ちた生物がいることを知って驚いた。人間にも作れない
ような複雑な模様をどうやって作るのか、その生物的目的は何なのか、次々に疑問が浮かび、興味をそそられた。
◆珪藻は、いろいろな物に応用されていて、人間には作れないとても細かい構造のガラスの細胞壁を持っていて、
本当に凄い生き物だと感動した。
◆こんなに小さなものが、バイオ燃料や建築材料など様々に応用されて、未来ある存在であると考えると、沢山
の可能性が考えられてとてもワクワクした。                                 

数理・システム系基礎

                                
【年月日】 2017/12/17(日) 13:30~15:00  15:10~16:40 
【講 師】 豊永 昌彦氏 (高知大学教授)
【概 要】 1. 最適化問題の数理 / 2. 最適化問題解法
3. 解法の演習    / 4. シミュレーテドアニーリング(SA)法
5. SA 法による巡回セールスマン問題解法 他
【受講生の感想】 ◆今回の講義は、先生が受講生に沢山質問してくださったので、ただ聞くだけでなく、頭や手を動かすことが
できて、一緒に考えることもできたので、とても楽しい講義だった。
◆最適化の方法の計算を少し理解することができて嬉しかった。大学に入ったら色々な講義が聴けると思うと
わくわくする。将来がんばりたい。
◆最も難解かつ最も好奇心をかきたてられる講義だった。ずっと関心があったこと、疑問に思っていたこと、
思い違いをしていたことなど、本当に勉強になった。コンピュータに負けないよう、共働して生きていきたい。