【講座分野】 | 基礎科学 【科目 No.306】 |
---|---|
【年月日】 | 2015/11/23(祝・月) 1限目(11:00~12:30) |
【講 師】 | 甲賀 研一郎 |
【場 所】 | 岡山大学自然科学研究科 |
【授業内容】 |
「変化する水と変化させる水」 水は0℃で氷になり、100℃で水蒸気になるが、そのような変化がどうして起こるのかを理解するのは簡単ではない。 また、ある物質は室温で水に溶けるが、温度を上げると溶けなくなり、透明だった水溶液が高温で白く濁ることもある。 このような変化もよく考えると不思議なものである。このような水に関わる話題について考える。 |
【受講生の感想】 |
◆実験でも理論でもない第3の方法、コンピュ-タシミュレ-ションにとても驚いた。人間の作りだしたコンピュ-タが人間を越えようとしていることを改めて実感した。 ◆温度を上げると結晶が出てくる物質があるということに非常に興味が持てた。 ◆人間の目では到底見ることができない原子・分子の世界を研究している科学者はすごいと思った。 ◆物質は温度が上昇すると溶けやすくなると思っていたが、中には解けにくくなる物質があると知って驚いた。どのような計算をしたらシミュレ-ションができるのか興味が湧いた。 ◆分子の間に働くエネルギ-が具体的にどのような物であるか知ることができた。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
【講座分野】 | 特別講義 【科目 No.502】 |
---|---|
【年月日】 | 2015/11/23(祝・月) 2限目(13:30~15:00)・3限目(15:10~16:40) |
【講 師】 | 小汐 由介 |
【場 所】 | 岡山大学自然科学研究科棟 |
【授業内容】 |
「素粒子の世界:ニュートリノとスーパーカミオカンデ」 2015年のノーベル物理学賞は、ニュートリノ振動の発見に対して梶田隆章氏とアート・マクドナルド氏に決まった。 ニュートリノ振動はニュートリノに質量が存在することの直接的な証拠で、それは素粒子模型に合わない唯一の現象である。 本講義では素粒子物理学の基礎から始め、受賞理由となったニュートリノ振動とは何か、また最前線の研究内容についても、物理学に興味をもつ高校生に理解できる範囲で解説する。 |
【受講生の感想】 |
◆ニュ-トリノは宇宙の始まりの手掛かりになる可能性があると知り、もともと興味をを持っていたが、更に強まり、量子力学やニュ-トリノなどについてもっと勉強してみたいと思った。 ◆ノ-ベル賞を取った梶田先生の近くにいらっしゃった小汐先生が目の前で講義をされていて、ノ-ベル賞やニュ-トリノの大規模な実験などが、今までより少しだけ身近に感じるようになった。 ◆日本の最先端の研究が今どうなっているのかがわかった。宇宙に関する実験にいろいろ関与してみたいと思った。 ◆この講義でよりニュ-トリノや量子力学について興味が湧いたので、色々な本で学びたいと思った。今日配られた論文も読んでみようと思う。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |