「先取り基盤コース」

環境系基礎

【講座分野】 基礎科学 【科目 No.304】
【年月日】 2015/09/12(土)  1限目(11:00~12:30)
【講 師】 三浦 健志
【場 所】 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階
【授業内容】 温暖化や酸性雨など地球規模の気象環境問題や世界各地で起こっている大気問題を理解するための気象学的基礎について紹介
【受講生の感想】 ◆自分が知っていると思っていた温室効果のメカニズムは思っていたよりもっと奥が深く、複雑な問題だということが分かった。この先、何らかの対策を考えなければならないと感じていたので、自分でも放射について等、より深く理解できるように調べることも大切になると思った。
◆地球温暖化は具体的にどのような仕組みで気温が上昇しているのかを知ることができた。また、自分が予想していたことと異なる知識も得られ、とても勉強になった。
◆地球温暖化に対する見方が大きく変わった大変役に立つ講義だった。                                 

科学の世界

【講座分野】 特別講義  【科目 No.501-3】
【年月日】 2015/09/12(土)  2限目(13:30~15:00)・3限目(15:10~16:40)
【講 師】 高田 潤
【場 所】 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階
【授業内容】 酸化鉄は、身近では鉄のさびとして知られている。この酸化鉄の種類と機能は多様であり、現代社会で様々に役立っている。本講義では、先ず赤色顔料として用いられる “ベンガラ”α-Fe2O3 について説明する。次に、日本の代表的なやきもの-有田焼と備前焼-におけるベンガラの役割を述べる。続いて、微生物が水中で作る不思議で魅力的な酸化鉄の最新の研究を紹介する。
【受講生の感想】 ◆世界初の発見の数々には身近なところにあるものが一役買っていることを知って驚いたので、もっと周りに目を向けたいと思った。ベンガラの発色も少しの違いで美しさが損なわれてしまうことを聞いて、研究の大変さを思い知ったが、沢山の可能性は夢があるものだと思ったので、自分も挑戦していきたいと感じた。
◆微生物の作る酸化鉄は、化学の領域を飛び出し、様々なところで役に立つ可能性があると知り驚いた。未来の可能性を秘めた酸化鉄、側溝等で見かけたら探してみたいと思った。
◆鉄酸化細菌が作るチューブは色々なことに役立つ可能性があり、自分も研究してみたいと思った。