化学系基礎実験

【講座分野】 基礎実験 【科目 No.402】
【年月日】 2015/03/14(土)2限目(13:30~15:00)・3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 花谷 正
【場 所】 岡山大学 理学部1号館
【授業内容】 【有機化学実験】
アニリンをアセチル化してアセトアニリドを合成する。再結晶、吸引ろ過など、有機合成の基本操作を修得する。
【受講生の感想】 ・一つの有機物を作るために多くのステップを踏んで、ようやく目的のものが得られるというのは、初めて経験したことで、とても楽しかった。
・話を聞いているだけでは浮かばなかった疑問点が、実験で手を動かすことで生まれ、解決できることが実感できたので、本当に楽しかった。
・純粋な結晶を生成するためには、一つ一つの作業を正確に行うこと、また、手際良く協力して実験を行うことが大切だとわかった。
・実験で用いる薬品や実験動作が、反応にどのように関わっているかを学んでから実験することは、普段の実験より何倍も楽しかった。より一層、有機化学への興味・関心が強くなった。
・実験を手伝って頂いた大学院生、大学生は、やはり素晴らしかった。知識量といい、実験のやり方といい、このような先輩方を見ると、大学での勉学が更に楽しみになってくる。                                 

環境系基礎

【講座分野】 基礎科学 【科目 No.304-2】
【年月日】 2015/03/14(土)2限目(13:30~15:00)・3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 河原 長美
【場所】 岡山大学 自然科学研究科棟2階
【授業内容】 「環境科学入門」
1.環境科学の対象
2.環境研究の特性 他の巨大科学研究と比較して特性を明らかにする。
3.時間スケールの異なる環境問題(地球変動、地球温暖化、公害)と特性
4.環境科学の基礎的概念
  予防原則と後悔しない対策、環境リスク、LCAとエネルギー収支比、生態系と物質循環など。
【受講生の感想】 ・自分の知っていることが如何に偏っているかが良く分かった講義だった。今日の講義を受けたことでクリティカルな目線の重要性に気付けた。
・今回初めて環境科学について詳しく学んだ。とても奥が深く、面白そうな学問だと思った。とても良い話が聞けた。
・メディアの主観が含まれる情報からは、価値観や考えを植え付けられる可能性がある。私たちは身の周りのことに興味を持ち、自ら何かを知ろう、理解しよう、という気持ちを持って、考え、知識をつけていくべきだと思う。                                 

面談(発表会準備)

【年月日】 2015/03/14(土)19:00~21:00
【場所】 岡山ロイヤルホテル(岡山市北区)
【内容】 各人が提出した課題 「私が目指す未来の科学研究者」 又は「私が目指す未来の科学研究者」をもとに個人面談を行った。
【受講生の感想】 ・自分が思い描いていることについて、皆や先生方が真面目に聞いてくださって嬉しかった。心の中で思っていたことを口に出すことで、今までモヤモヤしていた気持ちを吐き出すことが出来たので、自分も知らなかったような本音をさらけ出すことが出来た。
・自分のやりたいことが岡山大学でプロジェクトとして始まっていると知って驚くと共に、益々岡大に興味が湧いた。
・自分の正直な気持ちに適切なアドバイスを多く頂き、とても為になった。
・自分の夢やしたいことを本物の研究者に相談したことで、以前より現実味が帯びてきた。早い時期からコレと決めるのではなく、多角的な目線で見ることが大事だと思った。
・大学の先生と自分の夢について話すことが出来たのは、とても良い経験になった。いくら自分が調べようとしても、大学の先生方の知識や考え方には及ばない。色々な人と話すことで、自分の夢をもう一度考えて、具体的に見直すことも出来た。                                 

本日の感想

・他の学校の年齢も違う人と交流することができた。今まで話したことが無かった先生とも話をすることができ、とても楽しかった。みんな個性的でそれぞれの考え方が面白く、有意義な時間を過ごすことができた。
・ここに参加している人たちは皆、知識量が多く、頭の回転が速くて、自分がどのくらいの場所に居るかが良く分かる。その度に少し焦るけど、自分は自分のペースで夢を叶えていきたいと思う。