先進科学体験 「蒜山フィールド実習」

   

「積雪層の観察・雪中化学成分の分析」「地形図判読実習・鉱物観察と鑑定」

【年月日】 2015/02/22(日)
【授業担当者】 遠山 和大 / 山川 純次
【場 所】 蒜山高原(岡山県真庭市) 
【講義概要】 雪の結晶の観察/積雪層の観察と試料の採取/積雪と地形の相互作用/道路の雪・屋根雪などの観察/
雪試料の pH・ 電導度の測定 等
GPS と地形図を併用した移動経路のトラッキング実習 等
【受講生の感想】 ・今日は驚きの連続だった。その一つは雪を溶かす時に火山灰を使うということで、火山灰などは黒っぽい色をしているので光を吸収して雪を溶かすそうだ。この光と色の関係は今日の授業でも様々な場所で出て来て、色々なところに大きく関係していることを知った。
・雪崩、霧、岩石など多くのことを学習することができた。実験なども積極的に行うことができて良かった。氷の結晶が六角形なのに、大きな氷の塊の結晶は四角形に似た形になっているというのは、自分の想像と違っていたので、自分の間違った考え方を直すことができた。この経験を次に活かしていきたい。
・私は地学に興味はあるが、この分野を学び、知るのは初めてだったので、とても楽しむことができた。いつもは不思議に思うだけの身近なことも、このフィ-ルドワ-クを通して、解決できる部分もあれば、より疑問に思う部分もあり、今日参加できてよかったなと心から思う。                                 
 ◆GPSによる調査経路解析結果(実習生がGPSを首にかけて記録)↓クリックすると大きな画像が表示されます