数理・システム系基礎

【科目区分】 基礎科学 【科目 No.301】
【年月日】 2015/02/07(土)1限目(11:00~12:30)
【授業担当者】 山川 純次
【場 所】 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階 大講義室
【授業内容】 コンピュータに接続した機器と情報を送受信し動作を制御するために必要となるプログラミング手法の基礎についてPureDataを使った音響合成を例に解説する。
【受講生の感想】 ・現在、従来型のプログラミング言語を使用しているが、ビジュアルプログラミング言語を学習して、適材適所で用いることができるようになりたい。
・PureDataで行っていた作業はとても面白そうだったので、是非、機械制御をやってみたい。
・ビジュアルプログラミング言語は、ハコと線と文字なので、やってみたいと思った。
・プログラミングに関しての知識は無かったが、ある程度理解できた。実際に触ってパソコンから音が出せたのは楽しかった。                                 

薬学系基礎②

【科目区分】 薬学系基礎 【科目 No.303】
【年月日】 2015/02/07(土)1限目(11:00~12:30)
【授業担当者】 黒田 照夫
【場 所】 岡山大学薬学部1号館
【授業内容】 「自然界から得られるアセチルコリンに関係した物質」
講義1で化学構造を学んだアセチルコリンは、ヒトの生命反応において重要な働きを示す。そのメカニズム の解明には多くの”毒物”が研究上利用されてきた。この講義では、そのような物質が含まれる植物や、その ような物質を作り出す微生物に焦点を当てて解説し、自然界と薬学のつながりを概説する。
【受講生の感想】 ・毒を応用することで、今後人類の役に立つ「薬」になったり、それ以外の用途で役立ったりすることがあることが分かった。「毒」の研究を突き詰めることは、結局「薬」の研究を進めていくことと同じだと考えた。
・ディスカッションをする時間が多かったので、より考えが深まった。
・薬は、メリット>デメリットの関係になるもののことを言うと知った。この差が大きければ大きいほど良い薬だということになる。

薬学系基礎③④

【科目区分】 薬学系基礎 【科目 No.303】
【年月日】 2015/02/07(土)2限目(13:30~15:00)・3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 上原 孝
【場 所】 岡山大学薬学部1号館
【授業内容】 「アセチルコリンの生理的作用と役割」
アセチルコリンは神経伝達物質であり,神経終末から放出されると多彩な生理反応を引き起こす。 その作用は受容体と呼ばれるアンテナ/鍵穴のような物質を介して行われる。このような応答を分子レベルで解説する。
「アセチルコリンと薬」
講義3で解説したアセチルコリンの生理作用を基にして、色々な薬(毒も含む)が開発されてきた。 アルツハイマー病、パーキンソン病、重症筋無力症、胃潰瘍、喘息などに有効な薬を紹介し、その作用を理解する。
【受講生の感想】 ・高校では生物を選択していないが、とても解り易く、興味が湧いてくる内容だった。
・薬と毒は表裏一体という言葉が今回とても印象に残っている。アルツハイマー病やパーキンソン病についても知ることが出来た。医学は日々進歩していると思うので、将来、是非、そういう研究もしてみたい。
・薬を服用するときにどんなものが入っていて、なぜそれが効くのかを調べてみたいと思った。

生物系基礎実験

【科目区分】 基礎実験 【科目 No..403】
【年月日】 2015/02/07(土)2限目(13:30~15:00)・3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 西村 美保
【場 所】 岡山大学 理学部3階B310 生物第一実験室
【授業内容】 光合成色素の分離
植物の光合成の仕組みについて学ぶ。光合成色素は光合成反応に利用する光を吸収したり、酸化還元反応をしたり、強い光が照射された時に生じる損傷から植物細胞を保護したりする役割を果たし ている。植物に含まれる光 合成色素の種類をペーパークロマトグラフィー法によって調べ、分光光度計の取り扱いを習得する。
【受講生の感想】 ・ミドリゾウリムシなど葉緑体を持った微生物が好きなので、とても興味深い内容だった。
・初めて分光光度計を触ることができたのでわくわくした。
・この実験を通して、光合成によって吸収される光は色素によって変わるということが良く分かった。葉の色が赤いポインセチアなどは、そのような結果になるのか疑問に思った。
・ペーパークロマトグラフィの実験で、Rf値まで出して終わりではなく、更に応用実験が出来たので、とても為になった。
・分光光度計が英語で表示されていたのにちょっとショックを受けたので、ちゃんと英語を勉強しようと思った。