環境系基礎

【講座分野】 基礎科学 【科目 No.304】
【年月日】 2014/12/13(土)  1限目(11:00~12:30)
【授業担当者】 山川 純次
【場 所】 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階 
【授業内容】 「地球の大きさや重さ」「夕焼け空はなぜ赤いのか」「地球の大気はなぜ失われないのか」等の疑問を通して、 科学者達が地球の形や大きさを探ってきた歴史を解説。また物理の実験で得られる定数から地球の平均密度を求める方法を解説。
【受講生の感想】 ・地球の大きさを求めるために、井戸を使ったり、実際に計ったりして、数値を示した先人たちの知恵と努力に驚かされた。地球科学には興味があったので、岡山大学でも自分の興味のある分野について学べると知り、進路についてもう一度考え直してみようと思った。
・夕焼けや朝焼けが赤い理由や、地球の大きさ・重さ・形について色々教えて貰い、知っていたことに加えて、初めて知ったことも多くあり楽しかった。話を聞いているうちにだんだんと興味が湧いてきて、生物とつなげることが出来ないかということばかり考えていた。今まで一つのことにしか興味を持っていなかったが、興味の幅が広がった。
・「当たり前のことを疑う」という言葉は、当たり前のことから新発見があるかもしれないということで、とても印象に残った。                                 

化学グランプリ

【講座分野】 基礎科学  【科目 No.306】
【年月日】 2014/12/13(土)  2限目(13:30~15:00)
【授業担当者】 花谷 正
【場 所】 岡山大学教育学部本館2階
【授業内容】 「有機化合物の合成と構造解析」
 有機化学者は、何を目標に、あるいは何を目的として、どのような方法で有機化合物の合成を行なっているのでしょうか。 そして、合成された化合物の複雑な構造は、どのような方法で決定されるのでしょうか。 いくつかの天然物合成を例に挙げて、有機合成化学の意義を紹介します。 また、分子構造を解明するための分光学的な手法についても解説します。
【受講生の感想】 ・有機化学は、これまでに習ってきた光の分野にも通じるところがあり、さまざまな科学の分野にも、やはり繋がりがあるのだなと思った。
・有機化学は、分子と分子の結合・分離など、ものづくりに似ており、とても興味を持った。また“未知”の物質を色々な方法を使って特定している点に感動した!
・物質を分析し、理論に基づいて同じものを再現しようとするという有機化学は面白そうだと思った。疑問に思ったことは調べて、もっと興味を深めていきたい。                                 

化学グランプリ

【講座分野】 基礎科学  【科目 No.306】
【年月日】 2014/12/13(土)  3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 末石 芳巳
【場 所】 岡山大学教育学部本館2階
【授業内容】 生活の中の超分子化学
「超分子」という新しい化学種を知ってい ますか。医薬品・化粧品・食料品など, 様々な分野で超分子が利用されており, すでに我々の生活の中に入り込んでいま す。化学の最先端を切り開きつつある超 分子化学とはどのようなものか,また,ど のように利用されているかを解説します。
【受講生の感想】 ・シクロデキストリンの包接という原理について簡単に説明を受けた後、それが日常にどのように使われているのかを学習する流れで、とても解りやすかった。科学者として知っておくべきことも教えて貰えたので、とても勉強になった。
・間違った科学の情報や広告があふれていることを知り、情報を鵜呑みにせず、正しいかどうか判断することが大切だということがわかった。
・理科・数学の知識だけでなく、レポート・論文を書くときは、文章力も大切なので国語も必要だということを聞き、国語にも力を入れて勉強していこうと思った。                                 

生物オリンピック

【講座分野】 基礎科学  【科目 No.307】 
【年月日】 2014/12/13(土)  2限目(13:30~15:00)/3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 冨永 晃
【場 所】 岡山大学自然科学研究科棟2階
【授業内容】 ①遺伝子の機能(遺伝子から引き出され る機能について理解する) DNAとRNAの 構造(遺伝情報の伝達に必須なDNAと RNAの相違について理解する)塩基配列 と相補的塩基対(遺伝情報が維持される しくみについて理解する)遺伝子とDNA (DNAの塩基配列に含まれる情報の種類 を理解する)
②セントラルドグマ(遺伝情報の流れの原 理を理解する) DNAからRNAへ(DNAか らmRNAへの遺伝情報の伝達について理 解する) 遺伝暗号・tRNAとアンチコドン (mRNAからタンパク質への翻訳に関わる 因子について理解する) RNAからタンパ ク質へ(mRNAからタンパク質への遺伝情 報の伝達について理解する)
【受講生の感想】 ・将来、DNA・RNAについて研究したいと思っていて、特にイントロンに興味をもっていたが、今日の講義でさらに興味が湧いた。今日一日の間でより一層、生物学の研究者になりたいという思いが強くなった。
・大腸菌のDNAを見る実験からは、DNAは実際に見ることや触ることが出来る“物質”であることが実感できた。
・転写・翻訳のものすごい細かい説明を受けることができて、生命の緻密さを感じることができた。                                 

本日の感想                                    2014/12/13

・KGCOに参加して良かったと改めて思った。こういう機会のお陰で刺激を貰えるし、そして何より疑問も貰える。この疑問がまた次に繋がる疑問与えてくれる。自分で調べる楽しさを味わえて有難い。
・自分の学びたい分野はまだ沢山あることがわかった。
・身の周りには、沢山の科学の知識が応用されていることを知り、どんな知識がどんな製品に使われているのか、自分が普段飲んだり、使ったりしている生活用品の成分表示などを読んで調べてみようと思った。