生物オリンピック                                   2014/11/30

【講座分野】 基礎科学 【科目 No.307】時程表
【年月日】 2014/11/30(日)  1限目(11:00~12:30)
【授業担当者】 石井 規雄(日本生物オリンピック委員会)
【場 所】 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階 大講義室
【授業内容】 日本が参加した北京大会から今年のバリ大会までの経緯と、どの様な学習が必要 かについて説明します。更に今までの代表選考の道筋と予選参加者数の推移、 代表者に対する特別教育、世界大会での結果についても説明します。
【受講生の感想】 ・顕微鏡の使い方や利点など、普段余り意識せずに使っている顕微鏡について知ることができて良かった。また、スケッチを描くことの意義は今まで考えたことがなかったので、興味深かった。
・私の学校では生物部もなく、学年には生物好きの人もおらず、孤独に勉強していたので、今日の話を聞いてとても勇気づけられた。
・学ぶ上で大切なのは、本や教科書からではなく直接自然に触れて学ぶことであると思った。
・生物の教師になって正しい生物を教えるという夢が一段と大きくなり、目標として石井先生のようになりたいと思った。
・日本代表の方々が素晴らしい功績を残していることを知り、尊敬と憧れの気持ちが生まれた。私も彼らのように何か好きなことに没頭したいと思った。                                 

生物オリンピック                                 2014/11/30

【講座分野】 基礎科学  【科目 No.307】時程表
【年月日】 2014/11/30(日)  2限目(13:30~15:00)/3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 石井 規雄(日本生物オリンピック委員会)
【場 所】 岡山大学教育学部本館2階
【授業内容】 本選と世界大会及び研究で、習熟の必要がある2種類の顕微鏡(光学顕微鏡・双眼実体顕微鏡)の使用方法を学習します。更に切片作成技術と、ソーティング技術を知って貰うと同時に、様々な利用法についても解説します。
【受講生の感想】 ・1限目で言われていた通り、教科書を読んで理解するだけでなく、実験や観察を行ってみないと、本当のことを理解することができないと思った。自分で観て納得したり、描くことは大切だと思った。
・来年、生物学オリンピックで本選に行くことを目指しているので、このような機会を大切にして、また家でも自分で学習して自分の力を高めたい。
・大学は設備が整っていて、高価な顕微鏡・実験道具など、本当に“研究用”という感じが伝わってきた。大学では高校では出来なかったことが沢山できるようになると思うと少しワクワクする。もっと自分のやりたいことや気になることを見つけて、大学で実験をしたり研究をしたいと思った。
・生物を学ぶ上で、実際にやってみることの大切さを実感した。将来は細胞の研究の道も考えているので、その夢の為にも良い体験となった。                                 

物理系基礎実験(3)(4)                            2014/11/30

【講座分野】 基礎実験  【科目 No.401】 時程表
【年月日】 2014/11/30(日)  2限目(13:30~15:00)/3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 味野 道信
【場 所】 岡山大学自然科学研究科棟2階大講義室
【授業内容】 (3)重力加速度の測定をテーマにします。前回の振り子に加えて、物体の落下を直接計測したり、斜面や滑車を使っての測定を考えます。
(4)振り子を使って、共振現象について考えます。ブランコの立ちこぎに相当するパラメトリック励振の条件を実験 から調べます。力学的エネルギーを考えると、定性的にこの現象を理解することができます。
【受講生の感想】 ・実際に実験する時に避けては通れない誤差について学んだ。自分たちが可能な対策としては何回も繰り返し行いデータ母数を増やし、誤差を減らすことだと思った。
・振り子の実験は2回目だったが、前回とメンバーが変わっていたので、色んな意見が聞けて良かった。
・物理の実験を一から考えることは、相当に難しかった。これは全ての教科に言えると思うのでしっかりと考えていきたい。
・実験では、途中わからなくなった時もあったけれど、各自の智恵を出し合って上手く乗り越えられた時は嬉しかった。
・物理チャレンジの過去の実験問題をする機会が余りないので、このKGCOで行うことができてとても為になった。また、是非物理チャレンジの過去問を行って、本選に行けるように頑張っていきたい。                                 

本日の感想                                    2014/11/30

・生物学オリンピックを受けた自分にとって、とても刺激的な一日だった。1時限目で国際大会のエピソード等を知ることができ、モチベーションが上がった。2・3限目には、普段体験できないことができ、実りある時間になった。これからは、もっともっと生物学を頑張っていこうと思うことができた。
・熱心に取り組む研究者、その人たちを育てる人、道具を買うお金等、色々な人が協力して初めて“研究”というものが成り立つことが分かった。今、ここに居られるのもその人たちのおかげであるということを理解して、もっと頑張っていこうと思った。
・来年の生物オリンピックでは、入賞を目指しているので、今日の話と体験はとても楽しく為になった。また、疑問を持ったらとことんまで悩み話し合える仲間が欲しいなあと思った。