英語で科学(Scientific English)                           2014/11/16

【講座分野】 国際化基礎 【科目 No.201】時程表
【年月日】 2014/11/16(日)  1限目(11:00~12:30)
【授業担当者】 ベルナール・シュヌヴィエ(グルノーブルCNRS,ディレクター岡山大・シニアURA)
【場 所】 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階 大講義室
【授業内容】 1. “A career of physicist : academic background, research in Materials Science, international expertise and research management”   Dr. B. Chenevier( CNRS Director of research (Physicist),Senior URA at Okayama Univ.)
2. “ International Bachelor student expertise in soft robotics for medical and surgical applications”   G. Maiti (Bachelor student at Okayama University (Monbukagakusho Scholar))
3. “Combining Engineering Master studies and international expertise in a foreign company : a path way / springboard example to a job in the car industry in Japan”   K. Itano (Master student at Okayama University 2013 fellow of VULCANUS program)
4. “Administrative assistance in the field of Research : an example at the URA division of Okayama University”   M. Hirokawa ( URA assistant at Okayama Univ. )
【受講生の感想】 ・自分も将来は工学の方向に進み、ロボット関連の勉強をしたいと思っているので、日本がロボットでは一番良いと聞き、一層将来へ向けて頑張ろうというモチベーションが上がった。日本と他の国の価値観の違いを理解し、受け入れることが重要だと分かった。他国の文化に興味を持ち、交流を積極的に持つことが大切だと思う。
・自分のしたいことは何かを考えることが大切だと思った。先生方は、全員、したいことを持っていて楽しそうに語っていた。自分は、今、物理と数学が好きということは、はっきりしているが、特に何がしたいということは、あまり考えたことがないので、この発表を機に考えていきたい。
・どの人にも、科学に対する熱い心や、研究や経験したことに対する強い自信が感じられた。「自信を持って話す」ということは、そのことについて深く理解し、取り組みを積み重ねなければできないことだと思う。僕もいつか自分の研究や取り組んできたことを自信をもって語れるようになりたいと思った。
・自分の国と他の国との違いを知って、反省するところは他の国から学び、良いところは誇りを持つことが大切だということが分かった。その為にも、日本の文化を説明できるほど知っておこうと思った。                                 

化学グランプリ                                2014/11/16

【講座分野】 基礎科学  【科目 No.306】シラバス 時程表
【年月日】 2014/11/16(日)  2限目(13:30~15:00)/3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 松本 真哉(化学グランプリ・オリンピック委員会 横浜国立大学大学院環境情報研究院教授)
【場 所】 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階 大講義室
【授業内容】 自己紹介/科学のどんなところが好き?/過去問の挑戦・解説/ライフサイクルの考え方、高校の化学らしい内容、実社会で重要視される工業的内容、物質を操作するという考え方、化学工学という分野より異質な化学問題の体験/ より異質な化学/ 量子化学入門/ なぜこんな物理の様な内容が 化学に必要なのか?
【受講生の感想】 ・量子力学の話は非常に難解だった。ただ、量子力学を使えば、化学反応の仕組みをより楽に表せるということがわかった。大学でも習うことなので、復習をしっかりしたい。
・実際に手を動かして考えることで、話を聞くだけでは理解しているのかわからないことも確認できたので、手を動かして考えるということをこれからも大切にしていきたい。
・化学が他の分野とも深く関わっていることや、生活に関わっていることを問題を解くという行為から感じることが出来て面白いなと思った。私たちが学校で「暗記」している内容にも、私たちの知らないしくみや世界があって化学は深いなと感じることができた。
・先生は、明るく、時々生徒に質問しながら話をしていたので、楽しく理解しながら聞くことができた。
・化学グランプリの問題を解いて、最初はこれがどう化学と関わっているのか疑問に思ったが、先生はそこから、光の話→量子→軌道→結合と上手に話されて、素晴らしいと思った。内容は、化学をやってきた中で疑問に思っていた部分の解説にあたるものであり、とても満足感が得られた。
・物理学・化学ともに、より一層の興味がわいてきた。もっと積極的に勉強するよう心掛けていきたい。                                 

生物系基礎実験                                2014/11/16

【講座分野】 基礎実験  【科目 No.403】 時程表
【年月日】 2014/11/16(日)  2限目(13:30~15:00)/3限目(15:00~16:40)
【授業担当者】 御輿 真穂
【場 所】 岡山大学一般教育棟B棟
【授業内容】 ネッタイツメガエルの形態観察
動物実験に関する倫理的側面を学ぶ。 両生類のモデル動物の一種であるネッタ イツメガエルを解剖し、内臓の形態を観 察する。また、硬骨と軟骨を染め分ける 透明二重染色標本の作製法を学び、オタ マジャクシの骨格を観察することにより、 変態に伴う形態変化について考察する。
【受講生の感想】 ・初めて自分で生き物を殺して実験したので、最初はとても戸惑ったし、自分が生き物をこのように殺していいのだろうかと考えたが、実験を進めるにつれて、好奇心が湧いてきて、実験をすることが出来た。私がこの授業で得たことは、解剖の技術もそうだが、生き物の命を無駄にしない、つまり、実験で使ったからには責任を持って学びを深め、自分の糧にしていくという考え方だと思う。
・教科書でしか見たことが無いものを自分の手で開いてみることができたので、記憶に残るものとなった。
・心臓上部の皮膚と筋肉を切り開いたときに、しばらくの間、心臓が動き続けていたので、心臓の筋肉は本当に脳の命令が無くても動くんだということを改めて感じた。
・二重染色標本を見せてもらい、解剖するだけでは分からない部分が良く分かった。自分でも作ってみたいと思った。
・動物愛護と実験の話もなかなか深いものがあった。倫理観というものは極めて難しいものだと思った。動物実験をする時には、常にこのことを考えたいと思う。
・実体顕微鏡で観た臓器は光って見えたり、様々な色をしていて、生命の美しさを見せつけられたように感じた。                                 

本日の感想                                    2014/11/16

・今日は、かなり重要なことが学べた。人生の先輩のような方々から英語でお話を聞き、英語の勉強になると共に、これから何をすべきかという方針がわかった。
・一日を通して、国という世界、化学の見えない世界(飛び飛びの世界や確率の世界)など、世界の広さを考えることができた。特に、グローバルは近代社会のテーマであり、やはり、学生のうちに英語をしっかり勉強しようと決心した。
・学問について、かつ、人生の道のりについても聞け、すごく良い経験をしたと思った。限られた人生の中で、どれだけ積極的に貴重な経験をするかということをすごく感じた一日だった。
・どの講義も今の自分に合った、とてもエキサイティングな講義で、来てよかったと思った。
・グローバルキャンパスに通うまでは、科学の講義を英語で聞いたことが無かったのに、二ヶ月くらいでかなり聞き取れるようになっていたので自分でも驚いた。