「先取りグローバル発展コース」【グループ研究】

研究テーマ「環境の科学」

[開催日]
2015/07/11(土)・07/12(日)・07/26(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟2階
[内容]
・環境モデル式導出の基礎 ・先行研究論文(フルボ酸)の調査 ・研究計画の決定
[受講生の感想]
◆次回から実験では、きちんと仮説がある上での研究をしたい。
◆実験テーマを決める際に、それが原因で別の環境問題が起こっては意味が無いので、既に環境の中にあるものを利用しなくてはならないということを学ぶことができた。
[開催日]
2015/8/3(月)・8/6(木)・8/9(日)・8/13(木)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟2階
[内容]
環境系実験開始作業と初期値の分析(ビオトープの水を採取し、充分撹拌後11個の水槽に分注。ビオトープ池の底泥を採取し、撹拌沈澱後の上澄み液を濾過。初期水質を測定 他)
[受講生の感想]
◆池の底の泥に含まれる栄養分は水中のものより潤沢でCOD値も非常に高い。
◆暑い中での作業だったので日焼けもし、体力もかなり消耗した。また濾過に思った以上に時間がかかり驚いた。
◆それぞれの水槽で条件を変えていたが、大きな変化は見られなかった。しかし、クロロフィルが順調に増えていたのが嬉しかった。精製水の中にアンモニアが含まれていたことがわかり、すごく残念だった。
[開催日]
2015/9/12(土)・9/13(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
全国発表会でのポスター発表の準備
[開催日]
2015/11/1(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
全国受講生発表会での審査員コメントを検討し、今後の研究の進め方を議論。今後の予定の確認。
[受講生の感想]
◆全国発表での審査員コメントは、自分達が不安だったり、気になっていたところが多く指摘されており、少し耳が痛かった。
◆今回は研究の体験版のようなもので、実際の研究はこんなものとは比較にならないほど難しいと聞いて、大変そうだという気持ちだけでなく、やってやろうという気持ちも芽生えた。
[開催日]
2015/11/23(祝・月)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
研究論文について
[受講生の感想]
◆事前に配られていた2つの論文についての内容確認と意見交換を行った。成層形成、浮力周波数、科学量論式なども学んだ。
◆環境系は実験にまとまった時間が要るので、現時点では実験の計画は無いが、結果の解釈など工夫の余地がある。
[開催日]
2015/12/13(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
Excelを使ったデ-タ処理とモデルの考え方についての解説と演習
[受講生の感想]
◆Excelの使い方や作図方法は、実際に入力しながら学んだので、とても理解し易かった。プログラムに興味を持ち、気になっていたので、とても面白かった。
[開催日]
2015/12/27(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
実験デ-タの解折法についての説明と演習。
Excelのマクロを使ってプログラム作成。線形回帰式を使って多変数の回帰を行った。
[講師コメント]
生徒たちは内容をすぐに理解し、どんどん吸収していく。将来が楽しみだ。
[受講生の感想]
◆直線回帰の方法、マクロの作り方が分かった。今まではセルに計算式を入力していく方法しか知らなかったが、今回の活動でデ-タ処理のツールが広がった。
◆直線回帰やマクロは有用な手段だと思うので、これから研究していく際の参考にしたい。
[開催日]
2016/01/11(月祝)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
実験デ-タをVisual Basicで解折する方法の説明と具体的な演習を行った。
[受講生の感想]
◆「環境の科学」として活動しているが、半分位は統計の学習になってきている。統計学は将来どの分野に行っても役に立つので、しっかりと学んでおきたい。
[開催日]
2016/02/28(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
論文の書き方の指導と論文草案の添削を行った。
[講師コメント]
昨年、今年と2回ポスタ-発表をした内容を論文形式で補足した草案であり良くまとまった内容であった。完成に近い草案を英文abstractを中心に添削した。
[受講生の感想]
◆英訳の部分では、どのような単語が良く使われているかを知ることができた。一方、論文を沢山読まないと良く使われる単語や文法を知ることが出来ないことも分かり、論文を書くには多くの論文を読まなければいけないことが分かった。