「先取りグローバル発展コース」【グループ研究】

研究テーマ「生物分子の科学」

                                                                          
[開催日]
2015/07/25(土)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟1階
[内容]
講義(化学結合、核酸の構造、二重らせん構造)
実験(DNA、二重らせん構造の対合と熱安定性)
[受講生の感想]
◆高校でする実験と比べて使用する物が多く実験時間も長くて、早く大学に行ってこのようなことを沢山したいと思った。
◆特に共有結合化合物について学び、今、学校で学習していることよりも深く学べて良かった。
◆先生が日本人は疑うことを知らないので、質問することが少ないと言われていたが、そのことは自分にも思い当たる節があるので、今後はどんどん質問していきたい。また明日の実験も楽しみだ。
◆分からないことが多くて不安だったが、1限目に丁寧に講義をしてくださったので安心した。分からないことは聞いたらいいと言ってくださって、今後も頑張れると思った。
◆多くの薬品を扱う実験では、いかに器具を上手く使うかが重要で、かつ、理論面での理解も必要である。今後の実験も理解をしたうえで挑戦したい。
[開催日]
2015/07/26(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟1階
[内容]
講義(核酸塩基と対合、熱安定性) 実験(PCR法によるDNAの増幅) 
[受講生の感想]
◆PCR法は、図録で見た程度のものだったので、細かく学習することが出来て、大変良かった。
◆今回は数マイクロリットルの液体を用いる実験だったので、実験結果が変わらないようにマイクロピペットを使うのは、とても難しかった。また、溶液の濃度を求めるときには、指数計算が便利なのできちんと覚えておきたい。
◆DNAの複製の過程や詳しい事情を学び、物事の一番基本的な知識や倫理観を持っておくことが大切だなあと改めて考えさせられた。このような知識を持った上で、これからも色々な実験をしていきたいと思った。
◆前回よりも質問をするようになって、テキストに書いてあること以外にも様々なことが学べた。質問をすることで学びが深まるのは本当だと感じた。




[開催日]
2015/08/08(土)・08/09(日)・08/10(月)・08/11(火)・08/13(木)・08/18(火)・08/21(金)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟1階
[内容]
講義(DNA二重らせんの高温下での解け方について 他)
実験(爪から抽出した遺伝子をPCR増幅し冷蔵保存。それらをゲル電気泳動して所定の鎖長のDNAの存在を確認。吸光分析(DNA二本鎖の熱安定性 他)
[受講生の感想]
◆新しくボルテックスという装置を作ったのが楽しかった。ゲルをガラス板から剥がすのが難しかった。実験結果が出る瞬間の嬉しさを感じることができた。これからも色々な実験に取り組んでみたいと思った。
◆もっと正確なグラフに出来るようデータをしっかり取りたい。
◆メンバーで共同作業をするのが楽しいと感じるようになった。
◆前回のミスの原因が判明した為、よりよい結果を得ることができた。また危機の操作にも慣れた為、より効率的に測定を行うことができるようになった。
◆今日は午前中の実験は上手くいかなかったが、仕組みを理解してから午後実験すると上手くいった。今後、実験を行う時は仕組みを理解したうえで行いたい。
[開催日]
2015/09/13(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟1階
[内容]
全国発表会の準備
[開催日]
2015/09/27(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
DNAの働きについて -蛋白質の合成-
吸光度の測定(追加実験)
[受講生の感想]
◆自分が研究をして行く時には、先行研究の論文を読んでおいたり、背景知識を持っておかないとい
けないなと改めて思った。
◆実験はグループで行うものなので、もっと全体を見て効率的に回せるようになりたいと思う。
◆マイクロチューブに名前を記録し損なった為に、その後の効率が悪くなってしまった。実験中には
あらゆることを記録しておくことが重要だと分かった。
[開催日]
2015/11/22(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
DNAの性質と機能について、前半の講義の復習
DNAの濃度の定量法について
緩衝液の作成とTOTO-3の吸収測定

[受講生の感想]
◆今回は実験に必要となる溶液から作った。自分達で最初から計算したのは初めてだった。この
ように沢山実験に携わっていくことは今後に繋がっていくと思うし、とてもいい経験になった。
計算を間違えたら結果も変わってしまうので、デ-タの信ぴょう性を失わないためにもしっかり
と手順を確かめる必要性を改めて感じた。
◆予想のつかない実験結果が得られたが、適切な考察を行いたい。また、講義を聴くことで、資料
での予習では分からないことも理解出来た。

[開催日]
2015/11/23(祝・月)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
分光学についての講義(光の性質、波の性質、分子と光の相互作用について)
TOTO-3色素の二種類の二本鎖DNAを混ぜて、色素の吸収の変化を追跡
[受講生の感想]
◆初めて行う実験なので、先行研究が無く、今出ている結果が正しいかどうか分析することが必要
だと思う。このような経験が無いので、この場で経験を積みたい。
◆DNAの定量実験を通して、生物学的実験法が身に付いた。
◆きれいな結果が出て、期待していた通りだったのでとても嬉しかった。しかし、きれいだからと
いって正しいとは限らないので吟味が必要だ。今後慎重に考察していきたい。
[開催日]
2015/12/27(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
①講義:スペクトル解析用ソフトvbSpecの使用法と原理の説明。
11月に測定したデ-タからDNA結合色素と非結合色素及び二重化した色素の3成分の量を計算する方法の講義。
②実験:11月に行った一部の再実験。(DNA2を用いたシリ-ズでDNA濃度が1/10違っていたもの)/一本鎖DNAの存在下での実験を行った。
[講師コメント]
・間違いはあったが、自主的に実験を進めることができるようになってきた。力がついてきたことが実感できるようになっている。
[受講生の感想]
・一度の計算ミスのために、実験の結果が大きく変わり、修正にも多大な労力が掛ることが良く分かった。計算ミスをしていないかどうかのチェックを怠らないようにしたい。
[開催日]
2015/12/28(月)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
DNAの色素を添加し、吸収スペクトルを測定した。種々のDNA濃度、色素濃度で測定を繰り返し、色素によるDNA定量の可能性を調べた。
[受講生の感想]
・デ-タ解析ソフトでトラブルがあったが、宍戸先生のソフトを使ってなんとか解決することができた。是非、プログラミングを学んで実験デ-タを簡単に分析できるソフトを作ってみたい。
・今日はデータ解析の方法も教わったので、人に任せるのではなく、自分の力で解析したいと思った。
・人のデータ見る時や、自分のデータを保存する時は、バックアップを取っておくなど、研究する上で基本的なことも学べた。
[開催日]
2016/1/9(土)・1/10(日)・1/11(月祝)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
■2016/1/09(土)
スペクトル解析ソフトvbSpecを使って、12/27~28に測定したデ-タの解析を行った。
試料溶液調整と一部の測定。
■2016/1/10(日)
吸収スペクトル測定とLambert-Beerの法則の説明を行った。
分光測定。
■2016/1/11(月)
デ-タ解析を行った。その結果、DNAの配列に依存して吸収が変化することが測定された。そこでより極端な配列をもつ以前のDNAを使って測定を行った。
科学Tryアングルの発表準備。
[講師コメント]
・受講生が測定したデ-タを自身で解析することで、興味が乗ってきたことが明らかであった。
[受講生の感想]
・どの試料で実験したのか分からないというミスをしてしまった。今後は、どの実験デ-タかがわかるようにファイル名を統一しなくてはいけないと思った。
・デ-タの保存の仕方を学んだ。デ-タ管理の大切さを痛感した。
[開催日]
2015/12/27(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
①講義:スペクトル解析用ソフトvbSpecの使用法と原理の説明。
11月に測定したデ-タからDNA結合色素と非結合色素及び二重化した色素の3成分の量を計算する方法の講義。
②実験:11月に行った一部の再実験。(DNA2を用いたシリ-ズでDNA濃度が1/10違っていたもの)/一本鎖DNAの存在下での実験を行った。
[講師コメント]
・間違いはあったが、自主的に実験を進めることができるようになってきた。力がついてきたことが実感できるようになっている。
[受講生の感想]
・一度の計算ミスのために、実験の結果が大きく変わり、修正にも多大な労力が掛ることが良く分かった。計算ミスをしていないかどうかのチェックを怠らないようにしたい。
[開催日]
2015/12/28(月)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
DNAの色素を添加し、吸収スペクトルを測定した。種々のDNA濃度、色素濃度で測定を繰り返し、色素によるDNA定量の可能性を調べた。
[受講生の感想]
・デ-タ解析ソフトでトラブルがあったが、宍戸先生のソフトを使ってなんとか解決することができた。是非、プログラミングを学んで実験デ-タを簡単に分析できるソフトを作ってみたい。
・今日はデータ解析の方法も教わったので、人に任せるのではなく、自分の力で解析したいと思った。
・人のデータ見る時や、自分のデータを保存する時は、バックアップを取っておくなど、研究する上で基本的なことも学べた。
[開催日]
2016/3/6(日)
[場所]
岡山大学大学院自然科学研究科棟
[内容]
・論文の書き方の指導(和文と英文での科学文章の書き方を指導した。特に簡潔な文章の作り方、主語の設定、時制の設定について述べた。)
・TOTO-3色素とssDNA(3種)の混合液の吸収スペクトル測定