岡山大学 理学部

UNIV. TOP
LANGUAGE
ENGLISH
MENU

講演会のお知らせ (2/24:平木貴宏 氏 京都大学大学院理学研究科博士後期課程)

2016年02月15日

極限量子研究コア・理学部附属量子宇宙研究センター合同セミナー
演題:ニュートリノ振動実験T2Kの最新結果
講師:平木貴宏 氏(京都大学大学院理学研究科博士後期課程)
日時:2月24日(水) 15:00〜
場所:岡山大学津島キャンパス 総合研究棟10区画
概要:
東海神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K実験)は、茨城県東海村にある大強度陽子加速器施設J-PARCで生成されたニュートリノビームを、J-PARC施設内に置かれた前置検出器及び295km離れた後置検出器スーパーカミオカンデで観測することにより、ニュートリノ振動パラメーターの精密測定を行う実験である。
T2K実験は2009年より開始し、ニュートリノモードでミューオンニュートリノ消失事象の精密測定と電子ニュートリノ出現事象の観測に成功した。また、2014年から反ニュートリノモードのデータ 取得を開始し、昨年初めての結果を発表した。
本セミナーではニュートリノ振動実験の現状についての簡単な紹介を行った後、T2K実験の概要、ニュートリノと反ニュートリノの振動解析の結果などについて報告する。

連絡先:極限量子研究コア・吉村浩司(8499)

年度