岡山大学 理学部

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岡山大学にある地質保存地について

2012年02月17日

 2月9日,工学部建物の北側に面した地質保存地を整備しました。

 この地質保存地は,自然科学研究科の鈴木茂之准教授(先端基礎科学専攻/理学部地球科学科)の調査によりますと,約7千万年前の白亜紀の花崗岩と約3千万年前の古第三紀の地層が露出しており,この2つの時代の不整合面を観察できる場所は県内では数カ所しかなく,当時の地理的環境・気候を研究するうえで貴重な露頭となっています。

 ここでは,これまで理学部地球科学科の学生実習が行われてきましたが,このたび説明板の設置によって,より多くの方に存在を知っていただけるようになりました。

<写真> 工学部敷地の北側(工学部10号館の北向かい)地質保存地に設置した説明板

本件問い合わせ先】
(説明板設置について)理学部事務室総務担当 TEL:086-251-7762
(学術的内容について)岡山大学自然科学研究科(理学部地球科学科)
  准教授 鈴木茂之 TEL:086-251-7882

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