岡山大学 理学部

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講演会のお知らせ (11/25: 高エネルギー加速器研究機構 長谷川雅也 先生)

2011年11月07日

演題:「QUIET実験の初期観測結果」
講師: 高エネルギー加速器研究機構 長谷川雅也 先生
日時:11月25日 16:30
場所:コラボレーション棟3F コラボレーション室
概要:
 宇宙がどの様に誕生し、進化して来たかという謎は現代科学が抱える最大の謎の一つです。その謎に答える最も有望な説として、宇宙が誕生直後に急激膨張したとするインフレーション理論が提唱されていますが、いまだ直接的な実験証拠はありません。
 近年、インフレーション時に生成される重力波の痕跡が宇宙背景放射(CMB)の偏光パターンを通して、観測できるという可能性が提案され、この世紀の大発見を目指して世界中で多くの実験が計画、実行されています。
 QUIET実験もその中の一つで、南米チリアタカマ高地(標高5千メートル)で2年半におよぶ観測を行ってきました。本講演ではその初期結果を報告すると共に、2007年に高エネルギー加速器研究機構に新しく誕生したCMB偏光観測グループの活動と将来計画について紹介します。

参照リンク

http://www.physics.okayama-u.ac.jp/seminar/danwakai2011/danwakai2011_5.pdf

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